高血圧 腎臓への症状
互いを忌化させる高血圧と腎臓病
腎臓で血液をろ過・浄化するのが糸球体です。
糸球体は毛細血管が集まった糸玉状のかたまりですが、
高血圧が長期問続くと、糸球体の動脈硬化、すなわち
「糸球体硬化」が起こります。
すると、タンパク尿が出て尿細管を傷めたりします。
やがて腎臓へ流れる血液量が減ってしまい、腎臓の
ろ過機能が低下し、腎臓そのものが硬くなり、機能が障害
されてきます。
これが「腎硬化症」です。
それにともない、ナトリウムや水分を排泄する能力が衰え、
体液量が増加し、さらに血圧が高くなるという悪循環が生じます。
腎硬化症が進むと、やがて「腎不全」となり、生命を維持する
ために人工透析が必要になってきます。
血圧レベルが上がるにつれて(高血圧)、末期腎不全の発症率が
上昇し、至適血圧群(120/80mmHg未満)で最も低値でした。
尿タンパクが出ている人では、腎障害の進行を抑制するために、
より厳格な降圧が求められます。